レオパレスの施工不良問題がニュースになっていますね。
かなり昔から音漏れなど壁の薄さは耳にすることがありましたが、まさか施工不良で引っ越しすることになるとは住んでいるみなさんは思いもよらなかったことと思いますし、絶対にあってはならないことですよね。
そんな中、引っ越し要請開始との案内がされましたがいったい引っ越し費用は誰がするんでしょうか?また転居先の斡旋や引っ越しの段取りなどどこまで責任をとってくれるのか?
この記事ではレオパレスの施工不良により余儀なくされる引っ越しについてのレオパレスの対応についてまとめました。
レオパレスの施工不良!引っ越し費用は誰が負担?
今回の施工不良で補修工事の必要があると判断された物件にお住まいの方は引っ越し費用を全額レオパレスが負担することになっています。
まぁ当たり前ですよね。
しかし、レオパレスのホームページにはこんな記載がありました。
当社管理物件へ住替え時の初期費用の免除、住替えにかかる引っ越し費用(当社指定業者の利用に限ります)を当社にて負担させていただきます。
ん?どういうことでしょう?
指定業者外だと引っ越し費用は負担しませんということ?
これから引っ越しシーズン真っ只中で業者も忙しく希望の日時なんて今更取れないことが予想される中、指定業者に限るとなるとさらに縛りが増えて引っ越ししたくてもできない状況になるのではないでしょうか?
また新しい物件の初期費用に関しては当社管理物件のみ免除というかたちなのでもう別の管理会社の場合の初期費用は自己負担ですよね。
これは会社をまたぐので仕方ないのかもしれませんがそもそも引っ越しの必要がなかった方たちが引っ越しを余儀なくされるわけで、被害者感情としてはもうレオパレスには住みたくない!と思う方も多いのではないでしょうか。
それで他社へ行く場合は自己負担・・・なんだかもやもやしますね。
結局のところ引っ越しをする人の一部条件が満たされた人のみ全額負担といったかたちのようです。
実際に支払われる金額としては引っ越し先の家賃5か月分相当と言われています。
解約に伴う違約金や清掃費などはどうなる?
引っ越しをすると契約期間などを決めて契約期間外の退去は違約金が発生したりしますよね。
また家賃以外にも維持管理のための清掃費や退去時に部屋のクリーニング費用を賄う原状回復費などを支払っています。
これらの負担はどうなるのか?ですがこれは全額レオパレスの負担となるようです。
仮住まいはできるの?その場合の費用の負担は?
補修工事中の仮住まいに関しては入居者の要望を聞いた上でレオパレス側が用意するそうです。
また仮住まいにかかる費用もレオパレス負担となります。
実際に用意される仮住まいに関しては現状まだ情報が出ていません。
同じレオパレスで施工不良がない物件に案内される可能性が高いのかなと予想されます。
また補修工事後戻ってこれるのかという問題に対しては基本的に住み替えていただくと回答していますので現状としては引っ越しをお願いしますということですね。
引っ越し先の斡旋はある?
費用の負担も大変ですが、引っ越しの一番大変なのは部屋探しですよね。
希望の物件を探すのってかなりの労力が必要です!
しかも居住場所ともなればそう簡単に妥協はできません。
ただこれに関してはレオパレス物件は紹介していただけるそうですが他は自分で探すしかないようです。
しかしこの案内に関しては今住んでいるところよりも狭い条件の部屋を紹介されたりと希望に沿った案内がされず問題になっており混乱をさらに強めています。
まとめ
とにかくひどすぎる異例の事態ですが結局もろもろの負担は入居者にかかってきてしまいますね。
みなさんそれぞれ生活がある中で引っ越し、しかもこのシーズンは本当にあり得ないと思います!
転居するって部屋が変わるだけの問題ではなく準備も大変ですし周辺住民の方や環境が変わることへの精神的負担もあります。
そのあたりを踏まえてこの不祥事を遺憾の一言で済ませるのではなく、入居者の気持ちを最優先に対応をしていただきたいものです。
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