竜とそばかすの姫の声優が棒読みで下手?ひどいと酷評されるのはなぜか理由を考察

映画

この記事をご覧いただいた方はおそらく竜とそばかすの姫を見ていてなんだか違和感を感じた方ではないでしょうか。

もしくは声優含めストーリーもろもろそんなにいい作品だと思えなかったという感想をお持ちの方、いや逆にすごくよかったのになんで批判されてるの?と疑問に思った方かもしれませんね。

理由はされどご訪問いただきありがとうございます!

実は竜のそばかすの姫は絶賛される一方で、声優が棒読みに感じるというか違和感があって入り込めない、内容が薄いなど辛辣な感想も多く賛否両論の作品になっています。

そして声優に関しては監督のこだわりによって下手とか言われるような今回の事態が生まれてしまったようなのです。

この記事では竜とそばかすの姫の声優が下手だとかひどいと言われる理由や作品が酷評される理由についてまとめてみました。

竜とそばかすの姫の声優が棒読みで下手でひどい?

竜とそばかすの姫の声優が下手と言われてしまう理由はどこにあるのでしょうか。

早速詳しく解説していきます。

すずの声優が下手

声優の中でもすずの声優が下手、棒読みという感想が圧倒的に多いです。

なぜ下手と言われてしまうのか主に3つの理由があります。

・声優未経験

・シンガーソングライター

・歌がうまいだけに演技の下手さが際立つ

今回すずの声優を担当されたのはシンガーソングライターで活躍する中村佳穂さんです。

中村さんは今作が声優初挑戦。声優どころか演技の経験もありません。

一方で歌の評価はとても高く表現力の高さなど天才ともいわれるほどの才能をお持ちの方です。

今回映画館で見た方はとくに圧倒的な歌唱力に魅了された方が多いのではないでしょうか。

映画館の中、大画面の映像と音響で聞く彼女の歌は本当に鳥肌ものです!!

そのため歌がよすぎるがゆえに演技がもっとよかったらなと惜しい気持ちになってしまいます。

しかし、初挑戦でこの大役はプレッシャーも大きかったことと思います。

たしかに棒読み、、、気になりますよね。

でもすべて初挑戦ということをふまえるとよくできているのではないかと思います。

逆に中村佳穂さんのファンの方にとっては中村さんの良さが引き出されないことで中村さんの無駄遣いだ!という憤りの声も上がっています。

キャストにプロ声優がいない

声優が下手と言われる理由がもう1つあります。

それは主要キャストにプロの声優がいません。

ほぼ俳優さんなど本業は別のことをやられている方です。

そのためアニメを見慣れている方にとっては「プロの声優」の演技ができて当たり前なのでプロのレベルに達していない声優さんに対しては違和感だったり拒絶反応を起こしてしまう方もいるようです。

なぜこのような配役なのか理由の1つはやはり作品の話題性が大きいのではないでしょうか。

どれだけ映画を作っても見てもらえなければ、その前に話題にならなければ意味がありません。

そのため注目されるための話題性は必須になります。

それと同時に配役に関しては監督の強いこだわりがあるので次に解説していきます。

細田監督のこだわり

細田監督は声優の配役にこんなこだわりがあります。

・技術でお芝居をするのではなく、存在感、人間性などで表現してもらえる方

・声優を一堂に集めて収録

引用:シネマトゥディインタビュー

このお話で分かるように細田監督にとって声優の技術は優先すべきことではないのです。

声優の仕事がうまい下手は重要ではなく表現を重視しているようです。

今回の中村佳保穂さんに関して細田監督はこのように評価しています。

中村さんの歌はやっぱり特別。

中村さんが特別なのは、歌を大事にしていて、歌からも愛されているということ。

日本語が分からない人に聴かせても良い歌だと伝わる特別な力だと思います。

引用:読売新聞

つまり演技力うんぬんではなく彼女を表現者として見たときに、監督にとって彼女を抜擢したいと思う心惹かれるものがあったのだと思います。

さらに収録に関して声優をみんな揃って収録するというこだわりがあります。

通常収録は一人ひとり個々で撮ることが多いです。

なぜなら声優が多ければ多いほどそのスケジュールを押さえるは大変です。

しかし細田監督はみんな揃ってにこだわるため、それなりにスケジュールの空きがある必要があるため上手で人気の引っ張りだこな忙しい声優さんはこの時点で無理ですよね。

そのため今作のような配役になり、みんなが納得するうまい声優さんと監督が求める声優の素質が違うことから下手、ひどいと評価される結果になってしまったものと思います。

竜とそばかすの姫が酷評されるのはなぜ

声優さんに関して書いてきましたが、それ以外にも酷評されてしまう理由がいくつかあります。

最高だった!と称賛される一方でひどい、つまらないなどと酷評されてしまう理由についてまとめます。

ストーリーがひどい・微妙

もう作品そのものになってしまいますが、ストーリー自体をひどい、内容が薄いと感じる方もいるようです。

・設定がサマーウォーズと同じ

・uの世界での出来事が美女と野獣のまんま

・仮想空間との行き来が分かりづらい

・展開が雑

などストーリーに入り込めない、また「50億人の中からたった一人を探し出せ」という触れこみから見た人は想像と違って期待外れという声もありますね。

また2時間超えの長い作品ということもあり、このシーンいる?みたいに途中にだるさを感じてしまう方もいるようですね。

私も正直長さは結構つらかったですw

ラストがひどい

細田監督あるあると言えばそうなのですが、モヤモヤの残るラストにがっかりの声もあります。

すずや竜、しのぶのその後、父親はどうなるのか、あのアズは誰だったのか、などはっきり描写されずに見る人にゆだねる形が多くすっきり終われないはっきりしたラストがない作品になっています。

それもこの作品の良さともいえますが、で、どうなったの?で終わることにモヤモヤを感じてしまう方には不向きな作品だったかもしれません。

すずがうざい、嫌い

すずは自信がなく引っ込み思案な女の子ですよね。

一方でベルは竜の正体に迫ろうとしたり、すずでは考えられない行動にでます。

そんな感情の変化をあまり描かれないことで「なんでその行動?」「どうしてそう思ったのか」がわからないまま展開が進んでしまうため、すずの人格がうざいと感じてしまうようです。

ただの女子高生が謎の竜にいきなり関心を寄せて仲良くなって、かと思えばしのぶのことも好きみたいで・・・よくわからん!となってしまうのもわかります。

個人的には虐待現場にすず一人で向かうというのには驚きました。

ヒロちゃんが嫌い

すずの友人であるひろちゃんはすずが立ち直れるように、また竜の正体を暴くのにも協力してくれてます。

すずの絶対的存在で裏表のないサバサバしている彼女ですが、一方で話し方が上からだったり、ルカの取り巻きにウザッ!と吐き捨てたり陰口を言うあたり性格の悪さや嫌悪感を感じる人も多いようです。

歌が嫌い

一番の見せ所でもある歌唱シーン。

称賛され感動した人も多い場面ですが、反対に歌メインの作品内容にがっかりしてしまった人もいるようです。

ミュージカルが見たいわけではない、すずの成長などをもっと描いてほしかったという意見が見られました。

また歌が結構難しいことで馴染めなかった、好きじゃないという口コミも見かけました。

確かに大衆向けの耳障りがいい曲というよりはカリスマ性を出すためかちょっと癖があって簡単には歌えない曲ではありますね。

でもこんな難しい曲を歌える中村さんはやはりすごいですね!!

まとめ

竜とそばかすの姫の声優が棒読みで下手、ひどいと酷評されるのはなぜかについて考察してみました。

・すず声優が下手なのは新人で声優未経験だから

・監督のこだわりでプロ声優がおらず技術を重視していないため

・酷評されるのはストーリーやキャラクターに共感できない

最後までお読みいただきありがとうございました!

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