劇場版コナンのシリーズの中でも特に謎解きやトリックの巧妙さで人気を誇る「名探偵コナン 世紀末の魔術師」。
一番の名シーンと言えばコナンたちが秘密の地下室へたどり着き暗号を解読してエッグを台座に乗せたら・・・というシーンですよね!
いろいろなことが判明し犯人についても明らかになる重要な場面ですが、ロシア語を使っていることもあり難解な部分でもあります。
この記事では名探偵コナンの世紀末の魔術師で秘密の地下室の暗号はロシア語で何と言っているのか、その綴りや意味などについてまとめてみました。
名探偵コナン・世紀末の魔術師の秘密の地下室の暗号はロシア語で何と読む?綴りは?
エッグが隠されてあるであろう城にたどり着いたコナン達が、在りかの手がかりを探す中小五郎のたばこの煙から地下から空気が流れていいることに気が付きますね。
今作ではその扉を開けるパスワードがロシア語になっています!
ヒントは夏美が幼いころに記憶した「バルシェ 肉 買ったべか」
ここから
ヴァルシェーブニックカンツァーベカ
「волшебник конца века」
が導き出されました。
劇中ではスコーピオン(浦思青蘭)が流暢なロシア語で発音していますが、カタカナ表記すると「ヴァルシェーブニックカンツァーヴェーカ」というような読み方になります。
ちなみに漫画ではBO JIIЛESHИК КOHLIA BEKAと表記されていますがどうやらこれは誤りのようです^^;
名探偵コナン世紀末の魔術師・秘密の地下室の暗号の意味は?
「волшебник конца века」は3つの単語から成っています。
それぞれを分けてみると
волшебник:ヴァルシェーブニックが魔術師
конца:カンツァーが終わり(世紀の末)
века:ベカ(世紀)
という意味で日本語訳するとこの映画のタイトルでもある「世紀末の魔術師」となります。
名探偵コナン「世紀末の魔術師」のタイトルの意味や由来は?
キッドの予告状にも「世紀末の魔術師」と名乗っておりコナンが違和感を覚えるのですが、このタイトルの意味は、劇中に登場する夏美の曽祖父が関係しています。
夏美の曾祖母マリアはロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世の娘であることが明らかになりますが、夫である香坂喜市はロマノフ王朝の細工職人としてピーター・カール・ファベルジェの工房で細工師として働いていたという設定ですよね。
暗号を解き明かすときのトリックもかなり難解に作られており、マリアを革命派から守るためのカラクリも巧妙、解けたときの光景の美しさには小五郎も「まさに世紀末の魔術師だったんですな」と感心しています。
香坂喜市はその高い技巧力で1900年に開催されたパリ万国博覧会で賞賛され「世紀末の魔術師」との異名をもらいます。
そのことから秘密の地下室の暗号を解くカギとなり、この作品のタイトルにもなっています。
キッドが予告状に世紀末の魔術師と名乗っているのはこのエピソードを知っていたからなんですね^^
まとめ
名探偵コナン・世紀末の魔術師で重要な秘密の地下室の暗号のシーンのロシア語は何と言っているか、意味や綴りについてまとめてみました。
・綴りは「волшебник конца века」
・読み方は「ヴァルシェーブニックカンツァーベカ」
・意味は「世紀末の魔術師」
最後までお読みいただきありがとうございました!
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