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産後の膣壁血腫の痛みはいつまで続く?治療や退院後について実体験とともにまとめました

 
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この記事をご覧いただいているということは産後1番痛いトラブルと言われる膣壁血腫になってしまったという方でしょうか。

赤ちゃんの誕生はこの上ない喜びですがそれを感じる間もなく大変な思いをされたことと思います。

壮絶な痛みを経験して今一番の不安はこの痛み、いつまで続くの?ということではないでしょうか。

この記事では膣壁血腫を経験し絶望した日からいつ痛みはなくなったのか、治療、退院後までの流れをまとめました。

膣壁血腫の症状や程度、治療法については人それぞれなため1つの症例として見ていただけたらと思います。

 

膣壁血腫とは 原因や症状と診断から治療について

膣壁血腫とは

膣壁血腫は産後最も痛いトラブルと言われています。

血腫とはヘマトーマと呼ばれるもので、皮下の血管が破れて出血し溜まった血豆のようなもので皮下なので内出血しているような状態です。

この血腫が産後の膣壁にでき溜まったものを膣壁血腫といいます。

出血量が増すごとに血腫は大きくなり一口で膣壁血腫といっても、親指の先大の人から拳大まで大きくなってしまう人までいます。

発生頻度は日本産婦人科学会の資料では9000分娩中、初産43例(91.5%)、経産4例(8.5%)、合わせると47例で全分娩中0.5%の確率となっています。

 

原因

明確な原因はなく、いろんな要素が重なって起きてしまうようです。

誰にでも起こる可能性があり、リスクを減らすことはあっても完全に予防できる対策や予知することはできません。

主な要因はこちらです。

スピード出産

通常膣壁は陣痛とともに伸縮性が高まり赤ちゃんがスムーズに出てこれるよう柔軟になっていきます。

しかし陣痛時間が短いと伸縮性が乏しく準備が整ってないうちに赤ちゃんが通ることになり引き延ばされた血管が耐え切れず切れてしまい血腫になってしまうことがあります。

膣壁血腫は安産の人にこそ起きるとも言われていて、長い陣痛に苦しむことなく出産し喜んでいたらこんな悲劇に・・・となる要因がこちらになります。

初産婦

経産婦よりも初産婦の方が起きやすいと言われていて先ほどの膣壁の伸縮性と関係してるようです。

吸引分娩や鉗子分娩

これらは膣壁に摩擦が加わることで血腫のリスクを高めてしまうことがあるようです。

 

症状

痛み

もうとにかく痛い!激痛!陣痛よりはるかに痛い痛み!これに尽きます。

部位としては肛門のあたりでよく陣痛中痛みを逃がすために肛門にゴルフボールをあてるといいますがちょうどそのあたりです。

内側からぐーっと圧迫されるような強烈な痛みで陣痛に似ています。

症状の現れ方としては産後30分~1時間で痛みを生じることが多いですが2時間くらい経ってから痛みを感じることもあるようです。

産後は何もトラブルがなくても後陣痛や会陰切開の痛みなど痛いのが当たり前なので紛らわしいのですが、どんなに痛みに強くても耐えられない痛みです。

また程度が軽い血腫の場合は退院後に痛みを強く感じるようになり病院へ行ったら膣壁血腫と診断された、ということもあるようです。

貧血

血腫がどんどん大きくなると止血処置をしなければ出血量は増すばかりなので貧血の状態になります。

痛みよりも先に出血による貧血の症状が出る場合もあり、最悪出血性ショックに陥ることもあります。

私は痛みが壮絶すぎて貧血の自覚症状はありませんでしたが今そのころの写真を見返すと不気味なくらい青白い肌をしています。

またガタガタ震えそうなぐらい寒かったのですがこれも症状の1つだったかもしれません。

輸血についてですが私は出産時からトータル1400mlほどの出血でしたが通常これだけ出血すると大変危険なようですが、妊娠中は体内の血液量が増えているため大丈夫で輸血などは行わずに済みました。

 

診断

医師の触診や出血量から診断します。

これがまた本当に想像を絶する痛さです・・・

 

治療

まずは出血部分の特定をして、切開し溜まった血を出して縫合します。

しかし産後の膣壁というのは豆腐のようにやわやわで糸で縫合してもしっかり止血できない可能性があるのでガーゼ等で圧迫止血もします。

この止血がうまくいかないとまた血腫を生成してしまうことがあり、その場合は再切開再縫合となってしまうことがあります。

血腫が小さい場合は体内に吸収されるのを待つという治療法になることもあり、その場合は痛み止めで痛みをコントロールしながら様子見となるようです。

また血腫がとんでもなく大きくなってしまった場合や出血箇所の特定がなかなか出来ない場合は開腹手術になってしまうこともあるようです。

 

発症から治療とその後の体験談

発症と診断

破水から始まった陣痛ですが初産にも関わらず2時間20分というスピード出産だった私。

なんて楽な出産だったんだと喜びごはんまだかなぁ~なんてのんきに過ごしていました。

しかし出産から1時間後。強い痛みが現れ始めます。

これが後陣痛ってやつかな?と痛み止めの座薬をお願いしました。

しかし待てど待てど痛み止めは効かずどんどん痛みは増していきます。

痛みを訴えてもそのうち効くから待ってと言われるが待てない!体制を変えても、何をしても痛い!

そして看護師さんには痛みに弱い?そばにいないと不安になっちゃうの?なんて言われる始末!

5分待ってみてと言われたがもう1分さえ無理で主人にナースコールを押してもらい「このままだと意識が飛びそうで怖いんです!」それぐらい痛いですと必死に伝える。

するとやっとこれは尋常ではないと気付いてくれて先生登場。

あっけなく血腫と診断され分娩台に戻り処置を開始します。

治療

まずは治療後動けないことから尿管カテーテルをします。

それから出血箇所の切開と縫合。

これ麻酔なしで処置したのでこの世のものとは思えない激痛でした。

麻酔をしてくれる病院もあるようですが、場所があまり麻酔が効かないところでやらない病院も多いようです。

縫合が終わるとこれでもか!というぐらいガーゼを詰めて一旦終了。

するとあれだけ痛かった痛みが嘘のようになくなりました。

その後は6時間後くらいに1回その12時間後くらいに1回、さらに12時間後に1回ガーゼの交換をしました。

(これがまた激痛・・・)

その他には鉄剤、抗生物質、輸液の点滴をローテーションで24時間、鉄剤(2週間)と抗生物質(1週間)は錠剤も服用。

痛みはカロナール、ひどいときはボルタレン座薬を処方されましたがカロナールで耐えられました。

治療後

とにかく貧血がひどく出産翌日は起き上がると気絶してしまったので赤ちゃんの世話は授乳だけ、他は主人や看護師さん、助産師さんにまかせっきりでした。

徐々に頭をあげれるようにリハビリして出産から2日後には尿管カテーテルも取れてトイレなども自力で行けるようになりました。

ただやはり貧血の値がなかなか良くならず食欲はないし、ふらふらすしたり頭痛がひどく入院期間を1日伸ばしました。

なにより産院である授乳教室やら調乳教室、沐浴練習がしんどかったです。

 

産後の膣壁血腫の痛みはいつまで続く?退院後の生活は?

まずは10日間、なんとか耐えてみてください。

10日経つ頃にはかなり痛みが軽減して、日常生活が送れるようになると思います。

なんか糸で引っ張られるような感覚がある場合は感じなくなるまでに少し時間がかかるかと思います。

私の場合は1ヶ月検診のときにはまだまだ違和感がありましたし、体制によっては痛むこともありました。

4ヵ月ほど経つ頃にはもう産前のように戻っていました。

貧血の症状は退院後は本当にフラフラな状態で食欲もありませんでしたが1ヶ月経つ頃から身体がラクになってきて徐々に回復し3ヶ月経つ頃には元通りでした。

強い痛みが長く続く、また痛みが増していく、または出血がひどいという場合は再発している可能性がありますので早めに病院を受診することをおすすめします。

 

二人目は自然分娩できる?

これは病院の先生によって考え方がかなり違うようです。

全く問題なく普通分娩できるという先生から、帝王切開を推奨する先生、高リスク出産と考えて大きい病院へ紹介する先生と本当にバラバラのようです。

私が出産した産院では起こる原因が特定されているわけではないので、1度起きたからまたなる、またはなりやすいということはないという考えで二人目も自然分娩可との判断でした。

二人目を考えるときは今回のことを話して方針に納得できる先生のもとで出産されると良いかと思います。

 

まとめ

産後のトラブル、膣壁血腫についてまとめてみました。

・痛みは10日間経てばある程度軽減する

・痛みが続く、増してく、出血がひどいなどという場合は病院を受診

・二人目以降は先生の考え方次第のため要相談

膣壁血腫という体験は本当につらくて今真っ只中の方は育児もしなければならずとてもお辛い状況と思います。

つらすぎて本当に治るの?と思うかもしれませんが大丈夫です!痛みから解放される日は来ます!

そして不思議なことに信じられませんがこの痛みさえ忘れてしまうものです。母は強し!!

頼れる部分は周りに頼ってしっかり体を休めてくださいね。

 

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