2018年4月に公開されシリーズ最高興行収入となった「劇場版名探偵コナン ゼロの執行人」。
今作ではコナンの映画タイトルによくあるカタカナの当て字のない作品ともなっているのですがこの「ゼロの執行人」とは誰のことだったのか気になりますよね。
この記事では名探偵コナン、ゼロの執行人とは誰のことだったのか、タイトルの意味や由来について解説していきます。
名探偵コナン・ゼロの執行人の「ゼロ」とは安室透!
このタイトルにある「ゼロ」とはズバリ、今作のメインキャラクターである安室透です!
ゼロと聞くと数字の0を思い浮かべてしまいましたがそのような意味は全く込められていません。
ではなぜ安室透なのか、これには安室透について知ると納得できますので順に説明していきます。
安室透の本名が「降谷 零」
安室透とは実は表向きの名前で本名は降谷 零(ふるや れい)といいます。
この零、まさにゼロですね!
安室透と小五郎との出会いは喫茶店ポアロでアルバイトをしながら弟子入りするという形で知り合いになりました。
そのときに使っている名前が安室ですが、公安の組織の一員であり、そのときには降谷零を名乗り、黒の組織を探っているのでその中では
コードネーム・バーボンも名乗る探り屋でもあります。
つまり安室透、降谷零、バーボンの3つの名を使い分けているんですね。
そしてこのゼロの執行人のプレストーリーである898話「ケーキが溶けた」の中では安室透の幼少期のあだ名が「ゼロ」であったことが明かされています。
ちなみにこの名前は原作者の青山剛昌さんがガンダムファンであることから、アムロ・レイと、声優を担当している古谷徹さんを掛け合わせて作られたようです。
書籍ではコナンのスピンオフ作品として「ゼロの日常」という安室透を主人公とした作品が3巻発行されています。
そのことからも安室透はゼロであるということが分かりますね^^
安室透の所属する課の名前が「警視庁警備局警備企画課ゼロ」
安室透は公安警察に所属しています。
公安警察とは国の安定を最優先とし、国家体制を脅かすような事案、例えばテロや新宗教団体などに対応する組織です。
その中で安室は警視庁警備局警備企画課に所属しているわけですが、その通称を「ゼロ」と呼んでいます。
この組織や呼び名は現実でも同じです。
もともとは別の通称だった呼び名が不手際により改名することになりこの「ゼロ」になったわけですがこの理由には
・ゼロから出発する
・存在しない組織である
という意味が込められていると言われています。
ゼロの執行人のタイトルの意味や由来について解説
ゼロが安室透であることが分かりましたが執行人とはどういうことでしょうか。
執行人とはそのままの意味で何か物事を執り行う人ということですよね。
今回の劇中で安室透は何をしたのか振り返るとカウントダウンのゼロのタイミングで2回執行をしています!!
一度目は探査機が警視庁に落下させるつもりと知り爆弾で破壊しようとしたとき。
その爆弾のスイッチをカウントダウンとともに押しています。
二度目は探査機の一部が蘭のいるタワーに飛んでいくのを阻止するとき。
このときもカウントダウンのゼロのタイミングで車を発進し結果的に破片の軌道を変えることができました。
これらからゼロの執行人とは
ゼロ=安室透であること
ゼロ=カウントダウン0のときに執行した人
という2つの意味や由来があると考えられますね。
まとめ
名探偵コナン・ゼロの執行人は誰のことなのか、タイトルの意味や由来について解説してみました。
・ゼロの執行人とは安室透のこと
・ゼロの意味には安室透の本名「降谷零」と所属組織名「ゼロ」がある
・ゼロの執行人とは劇中でカウントダウン0のときに執行した人という意味もある
最後までお読みいただきありがとうございました!
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