くるみを拾ってから何度もタイムリープを繰り返していた真琴に千昭は気づいて「お前、タイムリープしてない?」と問いますよね。
しかしタイムリープは使った本人しか記憶に残らないため、他の人が気づくはずがないんですよね。
それなのになぜ千昭は真琴がタイムリープしていることに気づいたのか不思議ではありませんか?
そして真琴の状況とこれからの二人の結末を分かったうえで告白する千昭の行動もなぜなのか気になりませんか?
この記事では千昭がなぜ真琴のタイムリープに気づいたのか、そして告白をした理由について考察していきます。
時をかける少女千昭はなぜ真琴のタイムリープに気付いた?
真琴がタイムリープしたときの記憶は真琴には残りますが千昭には残りません。
それなのになぜ千昭は気づいたのか、その理由について考察していきます。
真琴の行動の不自然な言動
まずは真琴の不自然な言動にあると思います。
真琴はタイムリープを知ってからというものの、自分の私欲のために都合よくタイムリープを使います。
最初のきっかけはプリンだったものの、いつも遅くに投稿する真琴が早くきたり、テストで100点とったり、好きな晩御飯の日に戻ったりと浮かれてやりたい放題でした。
野球に関しても千昭が打つ球をすべてキャッチしたり千昭の投球をすべて打ったりして「私に読めないことなんてない!!」と豪語しています。
自分の望んだ未来を実現するためにタイムリープを繰り返すことで千昭を避けてみたり、話するの久しぶりと言ってしまったり真琴の中ではつながっているけれど、千昭からすると日々今までとは違う行動をする真琴に疑惑の目を向けていたと思われます。
真琴の転び方
カラオケを長時間楽しみたい真琴は何度もタイムリープしその着地であるごろごろ転がる行動を見られています。
それを見た千昭は「何してんだよ?どうやったら転べるんだよ!さっきまでそこに座ってたのに」というように明らかに不審がっています。
そもそもあの転び方普通じゃないしおかしさ満載ですよね。
理科実験室に真琴がいたことを知った
千昭はクルミを紛失して探し回って理科実験室で使用済みのクルミを発見します。
真琴にチャージされたため使用済みになっていたわけですが、この日真琴は係の仕事でこの部屋に来ていますよね。
もしかしたらクルミを見つけたときに、真琴の不自然な行動や真琴の係の仕事などからあの落とした日、理科実験室にいたのが真琴だったと察したのかもしれません。
クルミを拾った人物を探していた
千昭が真琴に未来人であることを打ち明けた際にクルミを見せながらこんなことを話しています。
クルミを落としてしまい焦った。
悪用されたかと思うと夜も眠れなかったんだ。
たまたま拾ったのが真琴で何か大きな被害が出るような使い方はされませんでしたが、たしかに悪用されたら未来が大きく変わるくらい大変なことになりますよね。
そのためクルミを見つけるまで千昭は真琴含め自分の行動範囲の周りの人間に対して疑いの目を光らしていたことと思います。
そのため真琴の何気ない行動にも違和感を感じてピンと来たのだと思います。
真琴のタイムリープに気づいたきっかけ
自分がタイムリーパーだからこその勘。
やはり最終的にはこれが一番だと思いますが、自分がタイムリーパーだからこそ気づくことがたくさんあるのだと思います。
ほかの人なら見過ごすような行動でも、タイムリーパーとしての視線をもつ彼なら真琴の変化にいち早く気づいて「もし真琴がタイムリープしていたら」と考えたときにすべての辻褄があったのだと思います。
千昭がタイムリープするときの方法は分かりませんが、自分も何かしらの行動、条件をきっかけにタイムリープするのだと思います。
だから真琴の「転び方」にも意味があると感づいたのかもしれません。
まとめ
時をかける少女千昭はなぜ真琴のタイムリープに気付いたのか、それでも告白し理由ついて考察してみました。
・気づいたのは千昭がタイムリーパーゆえの勘や真琴の不自然な行動から
・告白したのは勢いと純粋な気持ちがあふれたため
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント