2011年に公開された劇場版名探偵コナンシリーズ15作目の「沈黙の15分」。
物語も終盤、コナンが雪崩に巻き込まれて絶体絶命のとき、蘭が新一に電話、つまりコナンの携帯に電話をかけます。
コナンと新一が同一人物だと知らないはずなのになぜこのタイミングで新一に電話!?
しかも基地局が爆破されて通じなくなってしまったんじゃなかったけ?という疑問を解説していきます!
コナン・沈黙の15分で携帯がつながった理由
犯人が基地局を爆破
宝石強盗で手にした宝石を取り戻したかった犯人。
人手が少なくなる式典の日に狙いを定めますが都知事が来るとなればマスコミや観客が集まってくる。
それを避けるために東都線を爆破!
ダムを爆破させた後、宝石を探すための時間稼ぎをしたかった犯人は少しでも情報が漏れるのを遅らせようと携帯の基地局を爆破します!
これによりコナンの携帯は通信ができなくなってしまいかけても繋がらない状態となりパニックになってしまいました。
携帯に繋がった理由
雪崩を意図的に起こして村を守ったコナンでしたが巻き込まれて埋もれてしまいます。
その時に蘭がコナンの携帯に電話をすると
あれ!?
繋がってる!!
なぜ基地局の爆破で繋がらなかったはずなのにつながるようになったのか。
アニメゆえのご都合主義なのか!?
いえいえ、そうではないようです。
コナンは雪崩を起こした際にスケボーであちこちを駆け回ります。
いつもの猛スピードで森のなかも走り抜けていきます。
つまり、爆破された基地局は村の中。
コナンはその基地局の範囲から離れた場所に移動しており、他の基地局を通じて通信できるところにいたというわけです。
これを連想させるシーンが一応描かれておりこのような会話がされています。
コナンの安否を心配する蘭と小五郎が職員と話をするシーンで蘭が「ダムにいけば携帯が使えるのか」と聞くと、職員の方が「近くに基地局がある」と答え、コナンの携帯に連絡できるかも!というさらっと流してしまいそうな短いシーンです。
これがコナンの携帯に繋がったからくりです。
コナン・沈黙の15分で蘭が新一に電話した理由
なぜ蘭は新一に電話をしたのか
コナンの命が危ぶまれる絶体絶命の状況。
この最中、なにを思ったか蘭は新一に電話をします。
蘭はコナン=新一とは知らないはずなのになぜ新一の携帯に電話をしたのか。
それは物語の中で描かれている蘭と新一のお土産話の電話から読み取ることができます。
蘭は新一にお土産を買って帰ろうと何がいいか新一に電話をするシーンがあったかと思います。
そのときにコナンは物陰に隠れながら電話をするわけですが、「クマ・フクロウ・ハクチョウ」と地面の雪にメモを書きます。
最終的にコナンはフクロウと答え、その後歩、元太、光彦の3人がどこかへ行こうとするのを目撃しそそくさと電話をきり追いかけます。
コナンはメモを消し忘れたことに気付きますが蘭が先にメモを見つけてしまいます。
そのときはあれ?近くにいるの?程度で終わるシーンです。
しかしコナンが危機的状況になったときにふと、あのメモを思い出し蘭は思うのです。
そうだ!新一が近くにいるはず!!
近くにいるなら助けて!!と。
つまりこの状況下で新一に電話をかけたのは、新一が近くにいるはず!いや、近くにいて欲しいという願望も込めて藁にも縋る思いで電話をかけたということですね。
新一は蘭にとって絶対的信頼がある人物であり、彼の頭脳を持ってすればこの状況をなんとかしてくれるんじゃないかと望みを託したのかもしれません。
結果的には蘭の声で目覚めたわけですから新一に助けることで思いが通じたということですね^^
まとめ
名探偵コナン・沈黙の15分で携帯に繋がった謎と新一に電話した理由についてまとめました。
・携帯に繋がったのは雪崩を起こす際移動しており爆破された基地局とは違う基地局の場所まで移動していたから
・新一に電話をしたのは近くにいると思った(願った)から
最後までお読みいただきありがとうございました!!
コメント