広瀬すず主演で実写映画化された「ちはやふる」。
上の句・下の句の二部作を経て結びで完結編となっていますが、最後のシーンの勝敗やその後が少し分かりづらい描写となっていますよね。
この記事ではちはやふる結びの最期の札の勝敗についての解説とラストシーンの名人戦の結末やその後についてまとめてみました。
ちはやふる結びの最後の札の勝敗は?
ちはやふる結びの全国大会決勝のシーン。
机くんが負けてしまい、残り4試合が運命戦となります。
劇中では太一の描写にスポットが当てられていて他の3人のメンバーの札がどうなっていたのかが分かりづらくなっていますよね。
結果的に千早たち瑞沢かるた部が勝利を収めますがその最後の札の位置について解説します。
全国大会決勝戦での最後の札の位置は?
最後の札は「しのぶれど」と「こいすてふ」ですね。
太一は「しのぶれど」を自陣に置き勝利しますが、千早と筑波も「しのぶれど」を自陣に置いていました。
そして肉まんくんは「こいすてふ」を自陣に置いていて、読手が「し」を呼んだ瞬間、太一、千早、筑波は自陣にある札に手を置いて勝利、肉まんくんは札を取らずで負けとなりました。
結果3-2となり瑞沢の勝利となりました。
競技かるたの勝敗を決めるルール
競技かるたのルールについて簡潔に解説します。
競技かるたはどのような状況になると勝つのかというと、自陣に札がなくなったら勝ちです。
スタート時はお互いに25枚ずつの札が持ち札として持っています。
それを読手によって読まれた札を取り合っていきます!
しかし当然ながら相手陣の中の札を取ることもありますよね?
するとそのまま相手陣の札が減った状態では相手が有利となってしまいます。
そこで相手陣の札を取ったときには自陣から1枚相手陣へ送ることができます。
ちはやふるの結びで太一が「こいすてふ」の札を相手陣に置くのがまさにこのシーンですね!
そしてこの自陣と相手陣に1枚ずつ札が残った試合を「運命戦」と言います。
結果「しのぶれど」を読まれたので自陣の札がなくなり勝利!
「こいすてふ」の札が残ってしまった相手陣は負けとなってしまったんですね。
最後残された2枚の中からどちらを相手陣に送るのか、これは運としか言いようがなく、神さまに見放され続けてきた太一にとってはかなり怖い選択だったことと思います。
ラストシーンの名人戦の結末やその後はどうなった?
ラストシーンでは太一と新の名人戦を掛けた戦いのシーンがありますね。
この映画公開の段階では実はこの場面は原作で描かれておらず映画のオリジナルとなっています。
その後、漫画での話が進み、この戦いの勝者は新で名人戦にいけるのは新となりました。
千早は卒業後教員になって瑞沢かるた部へ顧問として戻ってくると描かれていますがこれもオリジナルで、原作では教員を目指すところまで描かれていますが、その先はまだこれからという段階です。
またその際に66期クイーンとして紹介されますが、原作漫画ではまだクイーン線に向けて腕を磨いているところです。
原作漫画では千早のクイーン戦のシーンから始まるのでいずれその場面が描かれることと思いますが、それがいつ頃でクイーン戦をいつ制覇するのかもまだ明らかになっていません。
映画は原作に沿っている部分ももちろんありますが、どちらかというとオリジナルな部分が多く、新しいちはやふるといった感覚で原作とは別物ととらえた方が良いかもしれません^^;
原作漫画ではまだまだこれからが本番!といった感じですので映画公開時には詳細が描けなかったということもあるかもしれませんね。
まとめ
ちはやふる結びの運命戦の最後の札の勝敗についてとラストシーンの名人戦の結末やその後についてまとめてみました。
・運命戦の最期の札は、太一、千早、筑波が「しのぶれど」を自陣に置き、肉まんくんは「こいすてふ」を自陣に置いていたため3-2で勝利となった。
・名人戦への戦いはのちに原作漫画で描かれ新の勝利となった。
・千早の卒業後の進路はまだ原作で描かれていないが教員を目指している。
・クイーン線についてもこれから描かれる段階でいつクイーンの座につくのかは現在不明。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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